2018年設立の当社は皆さまに支えられて3期目に突入しました。
2020年、関係者の皆さまのご支援により新年を迎えることが出来ました。本年は会社の更なる飛躍となりますよう皆さまと引き続き密な関係に取組んでまいります。会社創設から変わることなく、当たり前のことを当たり前に、俯瞰したものの見方と、目標に向けた具体的な実践を繰り返していきます。益々のご指導ご鞭撻のほど、何卒、よろしくお願い申し上げます。
青葉区特定施設事業者連絡会の事務局として地域医療を提供する各病院に、地域包括ケアシステムの推進の具体的な取り組みを説明した。これは今後、病院の病床不足が予測される中、治療を終えた患者さんを民間介護施設できちんと受け入れていこうという取り組みだ。「当然だ!」と読んで感じた方に伝えたい、日本で最期を迎える人の8割は病院の現状です。民間介護施設はそれぞれの体制がありコストも様々、選ぶ際のアドバイザーとして連絡会が窓口を担うことで退院から入居までの不透明な時期の不安が軽減される。又、施設運営の経験者が対応することで結果として退院までの時間短縮や病院のスタッフさんの労務削減が期待できる。民間介護施設で対応できる状況かは経験者ならではの視点から判断できやすいのも特徴だ。入居前の家族間との同意形成や入居後のサービスについても契約書や管理規定を基にした事前説明でイメージしやすくなる事でミスマッチを防ぐ狙いもある。もちろん、入居後に困り事がないか一定期間は施設への面会をします。入居後に言いにくい事や伝えにくい事を代弁して施設運営に意見していくことも可能だ。当たり前の生活を多職種でサポートしていきますので、民間介護施設を選ぶ際には是非、青葉区特定施設事業者連絡会の事務局である当社にご用命ください。
複数の介護施設を運営する法人のグループホームのコンサルタントを開始した。対象の事業所は4か所で管理者の方との打ち合わせでは、それぞれ様々な取り組みをお話しいただいた。さすがグループホーム!と感じたことは各事業所の目標の上位に地域という文言があること。地域の方たちと生活をしている高い意識が感じられ、継続的に地域の福祉資源であってほしいと思った。悩み事としては人財定着があり、今後のコンサルティングではスタッフの方が自然にやる気を出せる環境づくりやアプローチの方法について伝えていこうと考えている。訪問先の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
当社にとって喜ばしいことが二点ある。一点目は過日、介護施設を紹介した方から「紹介してもらえてよかった、対応も丁寧で住みやすい。」と声が届いた。青葉区特定施設ガイドブックで情報提供させていただいた甲斐があり大変うれしく受け止めている。ありがとうございます。新しい住まいでよい年をお迎えください。二点目はコンサルタントの初受注だ。実践コンサルタントとしての仕事のご依頼を賜った。当社の実力を余すことなく発揮して、先方の抱える課題を解決に導きたいと覚悟をあらたにしている。施設の類型や人数、経営規模は違えども、適正ソリューションを提供しますので、よろしくお願いいたします。当社にとって初のクリスマスプレゼントは忘れられないものとなった。感謝感謝である。
当社開業からお付き合いのある株式会社から運営する介護付き有料老人ホームのコンサルタント打合せをした。管理者やリーダー、現場従事者を対象とした人財育成のコンサルタントの希望があり、外部の視点が入ることで表出する課題や改善点についても実践で解決できるのかどうかという内容だ。当社の特徴は実践による解決を通して、一緒に解決に至る経験をした人たちが成長をすることだ。内部で起きている様々な事情や気づきにくくなっている環境に光を当てて、今ある状況を適正に評価したうえで、皆で納得できる最善に向けた取組をしたい。ないものねだりをしてあるものに気づきにくくなっている法人は声をかけてください。一つの事業所に焦点を当てて働き手もサービスを受ける利用者も「良くなったを実感できる」提案から解決までを実践します。法人がするべき事は、経営者が今ある事に疑いをもって、もっと良くできるという考えから、チャレンジ行動できるかが第一歩だ。是非、事業所に合った適正を外部の視点から取り入れたいと考えるのであればご用命ください。
ネットの産経ニュースを確認して、自動車の自動運転の実証実験開始という素晴らしい取り組み記事を見た。これが成功を納めて取り組みが加速すれば、免許返納をして自動車を運転しなくても生活できるだろう。成功を祈って記事の一部を記録する。前橋市は自動運転技術の開発を進める群馬大や日本中央バス(前橋市下佐鳥町)と協力し、JR前橋駅と上毛電鉄中央前橋駅を結ぶ約1キロの区間で自動運転のシャトルバスに一般客を乗せて走行させる実証実験を12月14日に開始すると発表した。自動運転の路線バスで営業運転を行うのは全国初の試みという。バス業界の運転手不足の解消や高齢者の交通手段の確保につながると期待される。実証実験は来年3月28日まで行う予定で、約30分おきに自動運転バスを運行。運賃は片道大人100円で、所要時間は10分程度という。一般のバス車両と3日間交代で運行する。自動運転バスは、衛星利用測位システム(GPS)で自らの位置を把握し、ハンドルやアクセル、ブレーキを制御。全方位カメラで信号を確認し、車両の前後左右に搭載したレーザーセンサーが障害物を認識する。実験中は常時、日本中央バスの運転手が乗車し、安全を確認する。群馬大は昨年11月から、自動運転技術を搭載した乗用車を使ってこの区間のデータを収集し、3次元(3D)マップを作成するなど準備を進めていた。来週中には日中に乗客を乗せない状態で走行実験を行う予定だ。山本龍市長は「障害者や高齢者、妊婦などさまざまな方に対して、社会に通じるドアを開けるのが、今回のチャレンジだ。夢を持ってもらえる社会実験がいよいよ地域の皆さんの努力により始まる」と期待を込めた。
産経新聞に認知症の父を高速PAに置き去りし、娘が容疑者として逮捕された事件がある。記事によると認知症とみられる父親(79)を神戸市の中国自動車道のPAに置き去りにしたとして、保護責任者遺棄の疑いで、無職の女(46)を逮捕した。「自分が面倒をみるより、警察に保護してもらって施設に入った方がいいと思った」と容疑を認めている。逮捕容疑は22日午後6時45分ごろ、神戸市北区長尾町上津の中国道赤松PAで、父親にコンビニエンスストアに行くよう指示して乗用車から降ろし、置き去りにしたとしている。父親の健康状態に問題はない。同日午後10時40分ごろ、コンビニ店員が父親を保護。県警高速隊に通報があり発覚した。父親は認知症気味で、状況の経緯を説明できなかったが、自分の名前や生年月日、滋賀から来たことなどを思い出したため、これを手掛かりに捜査し、容疑者を特定したという。命に別状がなくてよかったと思う。この日の神戸は雨で気温は最高15度、最低10度で日の落ちた夜に置き去りにしたわけだから、命にかかわる事件につながっていた可能性は否定できない。死の可能性を分かった上で置き去り行為に至ったのではないかと勘繰ってしまう。しかし、この行為に至るまでには様々な悩みや葛藤があったに違いない。ひとりで悩み誰にも相談できない環境があったのかもしれない。日常では家の者以外と付き合いのない生活だったのかもしれない。誰かに悩みを打ち明けたり、助けてほしいというサインが出せれば事件は発生しなかったかもしれない。事件が発生した裏には容易に相談できる環境が存在しないという地域社会の不整があるのだろう。同じ事件が起きぬように地域で困っている方やそれに気づきにくい人がいないか、声をかける取り組みをしなくてはならない。誰も犯罪者にはなりたくないし、娘を犯罪者にしたいと思う父親など存在しないのだから。
昨日から今日にかけて地域の病院へ挨拶と製本したガイドブックを届けに伺っている。先般の青葉区の医療・介護顔の見る場づくり会議で病院と民間介護施設による連携の必要性を感じてもらえたからだ。これは退院支援と入居受入れを地域に軸足を置いて実施し、ひとりの人の最期を看取るまで情報が切れ目なく繋がり続けるように推進する対応だ。全国的には紹介会社が存在しているが、紹介されたその人の生活の場がその人に適しているのかどうかは追い続けていない。青葉区特定施設事業者連絡会のメンバーとして施設を預かる施設長との関係をより強化して、地域で医療や介護サービスを利用される方の生活が本当に豊かになっているのかどうかを利用する人の立場で注視していきたい。また必要に応じて当社コンサルティングサービスを活用して人財育成と運営力の向上に努めていただきたいと考えている。