介護の生産性とは

先日16日、17日はNPO法人Link・マネジメントが主催する熱海宿泊研修に参加した。生産性に関する基調講演から始まり、グループワークを通して介護の生産性について考えを深めた。一つの答えにたどり着くものではなく、立場の違うそれぞれの方の考え方や視点はとても刺激を受けた。最も印象深いものは基調講演で説明を受けた生産性をGDPで表す方程式を指標とした場合、介護はそれだけでは測れない「何か」があるのではないだろうかという話だ。印象の理由は40名を超える介護のプロがいてもその「何か」を表わせなかったからだ。誰もが「何か」を感じているのに表現できなかったという言葉が正しいかもしれない。モヤモヤした感覚は共通して共有したことだろう。意志をもって生産性を高める取組を推進することを宣言して、どう生産性が高まっているのかを示せる指標や根拠を考え、問い続けたいと思っている。