当社は地域包括ケアシステム実現のために青葉区を中心とした民間介護施設の紹介をしている。最近は全国的に幅広く紹介する会社が様々で、僕自身も前職の東急で介護施設の運営をしているときに営業の電話を受けた。紹介をする内容はバラツキがあり、うんざりするような紹介をする会社も少なくなかった。いったい誰を見て誰のために仕事をしているんだ!と怒り出しそうになったことを覚えている。具体例の一つには個人情報を一部隠したFAXを夜中に送信してきて、以後、入居に至ったら紹介料を収めろということがあった。この経験から紹介とは何か考えた。各施設の費用やサービスの情報提供は基本で、入居見込み者と施設の状況や事情を把握した上で双方の納得に近づけることが紹介ではないだろうか。これは契約書や管理規定で確認できる内容をきちんと理解して、入居前後の思いと生活のズレを最小限にする必要があると考えるからだ。ますます民間介護施設が果たす役割が深まる中、紹介者は紹介した後の関わるそれぞれの人がハッピーになるように気を引き締めなければならない。
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